2011.02.12

あの瞬間の記憶。ちなみに、いろんな方のダイアリを拝見して、その瞬間の私の視野がいかに狭かったか思い知りました(笑)。なにも見てない自分^^ でも自分の見た記憶を残したいので、私が見たあの瞬間を。そして台詞も全然覚えてないので雰囲気で書いちゃってます。よって、なんの参考にもなりませんが。


12日1部のMC。「皆さんに発表することがたくさんあります@K」って言ったとき思わず身構えた。たいちゃんが「3月18日」って日にちを言ったときも、なにかと思って一瞬こわくなった。ふたりとも声のトーンがいつもと違うんだもん。ここで藤北がパタヤ音楽祭に出ますとの発表。単語の意味がわからず完全ににか状態だった私(笑)。同行させて頂いたお姉さんに「ぱたや?」と聞くと、お姉さんはちょっと知ってたようでタイだよと教えてくれました。
そして5人が歌舞伎に出ますとの発表。ちゃんと発表されたのがなんだか嬉しくって、ああ良かったなあって思った。でも、音楽祭なら出れそうなのになんで5人だけ?とは思ったかな。
どんな流れで、どんな台詞で発表されたのか全然覚えてないけど、たいちゃんかな?「2人でクリエでコンサートします!」って力強く発表。「ええええええ!」と動揺が隠しきれなくなる^^ 同行させて頂いたお姉さんが同担の方だったので、第一声は「どうするどうする!」でした(笑)。ここでだったかツアーのとこだったかで、にかが「ミツ、誰も聞いてない^^」って言ってた。2人でコンサートだなんて考えたこともなかったから、それはもうびっくりなんてレベルじゃなかった。
「これは俺らしか知らないんだけど」と前置きをするみっくん、だったかな。メンバーも「えっ、なに?」と驚いて、たいちゃんが「5人で歌舞伎やって2人でコンサートやって、夏に!7人で!全国ツアーします!」と発表。もうほぼ絶叫したよね(笑)。俺たちもよっしゃーって叫びたいけど一気に出過ぎてびっくりしすぎて出来ないみたく言ってた7人。個人的には全国ツアー以上に、7人で、を強調してくれたのもすごくすごく嬉しかった。バラバラのまんまじゃないっていうのが本当に嬉しかった。私は、きっとたいちゃんがキスマイのメンバーじゃなかったらキスマイ担じゃなかったと思う。だけどもう、たいちゃんはキスマイじゃないと嫌で、この7人でキスマイじゃないと嫌で、もしなにかでこのユニットがなくなってしまうことがあったら、たいちゃんがいても私はじゃにおたを辞めるかもしれないってくらい、7人のキスマイが大好きだから。
おそらく全国ツアーの場所や日程、資金を心配してキスマイ担が口々に話し出してざわつく中で(笑)、あの瞬間へのカウントダウンは0になった訳です。
安井くんが、大きい茶封筒を持ってステージ上にポンっと現れました。会場中が、きっと時を止めた瞬間。安井くんどうしたのとマイクを向けるみっくん。「持ってけって言われて」と封筒を渡し、はけていく安井くん。みっくんが封筒を開けて、中から紙を取り出して、7人がぐっと集まる。「見えない見えない!」と茶化すみやたがいつものみやたで、なんだか安心した。7人がじっと紙を見つめて、そして次に私が見たのは「えっ」って顔をするにかでした。そのときのにかの顔で、嬉しい知らせであることは分かった。正直、これは皆かもしれないけど、デビューだろうなっていうのは感じてたんじゃないかな。
そして沈黙が、一気に弾けた。それはまさに、ぱーん!って弾けた。
7人が口々に、やったー!とか、まじで!とか連発して、みっくんがメインステからセンステまでの花道をダッシュして。みっくんからメインステに目を戻すと、文字通りごろんごろん転がってる人がいたり。あれは誰だったんだろう^^ そのとき、こっちは察しながらも、「なに?早く!」みたいな気持ちでいっぱいだった。ってか周りの皆も、勿論私も「だからなに!?」って言ってたなあ(笑)。
散らばってた7人がぎゅっと集まって、「よっしゃああああ!」と叫んだ。すごく、素敵な画だった。みっくんが再び紙を手に取り、「今夏、Kis-My-Ft2、CDデビューが決定しました!」と発表。その瞬間のことは、いま思い出しても震えるくらい。めいっぱいの歓喜の声が会場を包んで、そして泣いた。涙が止まらなくなった。周りにも泣いてる子がたくさんいて、それはあんなに泣く声で会場が包まれたコンサートなんて今までなかっただろうと思うくらいで。ふっとスクリーンを見ると、そこには目に涙をいっぱい溜めてるみやたの姿があって、それを見て更に泣いた。ちなみに、これ以上私は誰が何をしてたか何を言ってたか、なんにも覚えてなくて。どんだけ泣いてんだって今になれば思うし、メンバーのことちゃんと見とけば良かったと思う。でもそのときは本当に、震える手で涙を拭うだけで精一杯だった。
覚えているのは、みっくんがあの優しい声で、祈りを歌いますと言ったところから。ファンがこんなに泣いていても、自分達は泣くことなく歌を歌ってた。強い人達だと思った。この瞬間を本気でつかみ取りたくて、この世界を生きてきた人達なんだと思った。たいちゃんは祈りを歌いながら、時折隠しきれないとばかりにすごく嬉しそうに笑ってて、その笑顔を見て私は更に泣いた。良い顔しすぎだよ。泣きながら聴いた祈りのこと、絶対に忘れないと思う。

デビュー発表関連は以上かな。夢のような時間でした。ちなみに私は全然涙が止まらなくて、3D girl辺りまで泣いてました(笑)。クエスのときには落ち着けず、じゅにあが出て来て安井くんを見て更に泣き、美咲番宣で藤北を見て涙が止まらず、歌う藤北を見ながらまた泣いて、Ready?の歌詞にあった「共に行こうぜ次のStage」って言葉がすっごく染みた。
デビュー決定を一緒に知れて、その瞬間の感情を分かち合えて、いろんな人が祝福してくれて、こんなに恵まれてるユニットって他にないと思う。キスマイって、キスマイ担って、どんだけ幸せなんだよ。
勿論、いろいろ考えたこともある。ずっと、もしこの夢が叶ったら複雑な気持ちもあるなと思ってた。だけど、あの場所で私は泣きながら隣のお姉さんに「良かった、本当良かった」って言ってて、そんな自分が実は少し嬉しかった。曇りひとつない喜びの気持ちであそこにいれて良かった。
みやたがにかに言った、「俺らこれからずっと一緒じゃん!」って言葉や、藤北が私達に言った「これからもよろしくね!」って言葉が、あったかくてたまらなかった。こんなにあったかくて深くて嬉しい言葉だったんだね。こっちこそ、嫌だって言われたってついていってやる!だからこちらこそ、これからも、よろしくね。